2009/05/17

ゴルの虜囚 38 【CAPTIVE OF GOR】

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<反地球シリーズ>
ゴルの虜囚
ジョン・ノーマン


4. 奴隷のカプセル(8)

 そしてわたしは、元々着ていた皮色のパンツと、黒いベア・ミドリフのブラウスを身にまとい、男たちの前に立っていました。鉄の足かせ以外は。
「よく見ろ」
背の高い男が黒い船を指しながら言いました。船を見ると、表面の光が明滅し始めました。光が渦を巻くように絡み合い、目の前で光が灰色がかった青から、すじ状の白へと変化して行きました。
 東に、曙光(しょこう)が見えました。
「これは地面の光にカモフラージュする技術だ」
背の高い男が言いました。
「原始的なものだ。中のレーダー遮蔽装置はもっと高性能だが、光のカモフラージュ技術は、かなり我々の船の目撃を抑えることができるのだ。それにもちろん、普段我々は行き来は大きな船で決められた地点にしている。小さいほうの船はもっと広範囲で使われるが、通常は夜だけ、隔離された地域だけでだ。ちなみに、光カモフラージュとレーダー遮蔽が装備されている」
 男の言っていることはほとんどわかりませんでした。
「服を脱がせますか?」部下の一人が訊ねました。
「いいや」背の高い男が言いました。
 背の高い男はわたしの後ろに来て、
「船にご一緒願えますか?」
と訊ねてきました。
 わたしは動かず、彼のほうを向きました。
「急げ!夜明けまで2エーンだ」
黒いチュニックの男が大きな船の中から呼びました。
「あなた誰なの?どうするつもり?」
わたしは許しを請いました。
「好奇心は」男が言いました。「カジュラにふさわしくない」
男を凝視しました。
「それを理由にぶたれることもある」


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訳者の言い訳と解説
 背の高い男の、光カモフラージュのくだりは、
わたしもわけがわかりません。
この人は英語圏の人ではないので文法も間違ってるのか、
わたしが文法を理解できてないのかもわかんない。。。
この箇所も、腕が上がったら修正ということでご容赦ください。

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