2009/08/12

ゴルの虜囚 69【CAPTIVE OF GOR】

<反地球シリーズ>
ゴルの虜囚
ジョン・ノーマン

7. 他者と供に、北へ連れて行かれる(5)

ターゴも衛兵の何人かも、ラナに時々飴や果物の砂糖漬けを与えました。
わたしの展示用の鎖の位置は、最初は4番目でした。
決まったひざまずき方を教えられ、品定めされるときには、顔を上げて微笑み、決まったフレーズを口にしました。ターゴと衛兵は、わたしに何度も練習させました。
後にそれは「買ってください、ご主人様」という意味だと知りました。
展示されている娘たちの左の足首には、輪がはめら、これが足首をつないでいます。
錠のかけられた大きな輪から突き出した、小さな輪です。この小さいほうの輪は、鎖の特定の輪にとめることができ、それゆえ娘に一定の間隔をあけさせたり、全体として鎖を囲むことができ、それゆえ鎖が娘の足首を傷つけたり、火傷させることなく自由に鎖を這わせることができます。
<展示の鎖>につながれ、わたしたちは鎖で間隔を開けられました。
そして鎖を伸ばして両端を固定してピンと張ったり、あるときは木に、あるときは2フィート以上の長さの金属のボルト2本で地面に止め、最初と最後の娘の両端で、手が届かないところに止めてありました。
それゆえわたしたちは逃げる恐れがないだけではなく、群がれないようになっていました。娘は、特に未熟な娘は妨げられなければそうする傾向がありますから。予想されるとおり、展示の鎖に繋がれると、裸にされて展示されます。ゴル人曰く、服を着た女を買うのは愚か者だけである。わたしもその通りだと思います。

 

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訳者の言い訳と解説
  日本語訳微妙なところあるから、いずれ修正します。

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