<反地球シリーズ> ゴルの虜囚 ジョン・ノーマン 9. 小屋(5) * * * * 歩き続けていると、空に輝く月が見えた。 女たちは落ち着かず、焦れていらいらしているようだ。 一人といわず月を見上げている。 「ヴェルナ」と一人が言う。 「黙れ」 ヴェルナの隊は暗闇と枝の間をかいくぐり、木々や草木を抜けて進み続けた。 「男を見てしまった」別の女がしつこく言う。 「静かにしろ」 「奴隷をつれてくるべきだった」と別の女が焦れている。 「いいや」 「サークルだ。サークルに行かなくては!」と別の女が言った。 ヴェルナは立ち止まり振り返った。 「通り道じゃないか」と別の女が言う。 「お願いだ、ヴェルナ」懇願するような女の声。 ...
2012/01/18
2012/01/17
ゴルの虜囚 114 【CAPTIVE OF GOR】
<反地球シリーズ> ゴルの虜囚 ジョン・ノーマン 9. 小屋(4) 「休憩は終わりだ。行くぞ」 とヴェルナが言った。 他の皆と同じように森の豹の毛皮をまとった、 わたしを縛ってまたひもをつかんでいる女は、 スリーンナイフを鞘に納めて、こちらに顔を向けた。 ナイフを持って飛び掛ってきたのはこの女だ。 金属と革の窒息の革を手に巻きつけ、 「カジュラ!」と軽蔑を込めて言った。 わたしは首が絞まって息を呑んだ。怖かった。 ヴェルナはわたしを見つめた。 彼女はわたしが投げ捨てたナイフを、 毛皮の服でぬぐって汚れと木の葉を落としてから、鞘に戻した。 そして肩にまた弓と箙(えびら)をかけ、小型の槍を持った。 他の女たちも同じように武装し、出発に備えている。 水の入ったひょうたんと、食事の残りの肉を拾い上げている女もいた。 ヴェルナが近づいてきた。 わたしは縛られたときのまま、ひざまずいている。...
2012/01/16
ゴルの虜囚 113 【CAPTIVE OF GOR】
<反地球シリーズ> ゴルの虜囚 ジョン・ノーマン 9. 小屋(3) 「仲間に入れてください」 しんと静まり返った。 「森の女は奴隷など受け入れぬ」 ヴェルナは威厳を持って言った。 「わたしは奴隷娘じゃないってば!」 ヴェルナはわたしを見据えた。「われわれが何人いるか数えろ」 「15人です」 「我が部隊は15人だ。養うにも、森に潜伏するにも、 目が行き届いてわたしには丁度良い。 グループによってはもっと少ないところも、多いところもあるが、 我が隊でわたしが望む人数は、15人だ」 わたしは黙っていた。 「我々の一員になりたいか?」 「ええ!なりたいです!」 「ほどいてやれ」 とヴェルナが指示した。 喉元から窒息のひもが外され、手首もほどかれた。...
ゴルの虜囚 112 【CAPTIVE OF GOR】
<反地球シリーズ> ゴルの虜囚 ジョン・ノーマン 9. 小屋(2) ナイフの刃が頬とさるぐつわの間を通り、さるぐつわが切り離された。気が遠くなりそうだ。舌を使って、口の中から分厚くずっしりと丸められた詰め物を出そうとした。誰も助けてくれなかったが、うまくいった。口から出た、不恰好で巨大で重たく、湿ってすっぱい詰め物が、わたしの前の草の上にあった。今にも吐きそうだ。 わたしは非難する目で見回した。単なる奴隷にさるぐつわをするようなことを、このわたしにするなんて! ヴェルナのナイフはまた鞘に収まっていた。 ヴェルナが見えたとき、できるだけ対等な立場で言った。「お腹が空いた。咽も渇いた」 「お前のご主人様が食べさせただろう」 「そうとも、餌を与えられていた!」 と女の一人が大声を上げた。「手から食べさせられていたぞ、けものみたいに!」 女は軽蔑をこめて馬鹿笑いした。「縛られて、肉を口で受けようと飛び跳ねてさえいたじゃないか」...
2012/01/05
ピボットテーブルからソースに存在しないフィールドを削除する【VBA】
Excelのピボットテーブルは、ピボットのデータソースを変更した際、 データソースから消えてしまったフィールドが、 そのまま残ってしまいます。 マクロで消してしまいましょう。 コードは雨のち晴れさんからの転載です。 「フィールド内に残った無効なアイテムを削除する」 (※ 関数名はわたし好みに変えました) '----------------------------------------------------------------' ピボットテーブルからソースに存在しないフィールドを削除する'----------------------------------------------------------------Sub ResetPvtFldItem()'アクティブブック内の各ピボットテーブルの'フィールド内に残った不要なアイテムを削除する Dim mySht As Worksheet ...
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